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tsukuru*hito (ツクルヒト)

モノづくりの最前線では、1/100mmに喜びが詰まっている。

原田精機株式会社 - 耳塚 恵介

HatarakuHito

モノづくりの最前線では、1/100mmに喜びが詰まっている。

大久保切削加工の技術力を武器に人工衛星を開発している会社、原田精機で働く耳塚さんにお話を伺います。よろしくお願いします。

耳塚よろしくお願いします。

大久保耳塚さんはどういう経緯で原田精機にご入社したんですか?

耳塚普通科の高校を卒業した後、輸送機器の会社の施策部門で機械関連の仕事に従事していました。27歳の時に「他の分野でも経験を積みたい」と考えて転職し、木工会社で木のおもちゃを作りました。

大久保輸送機器の会社ということは、扱うのは金属ですよね? 金属から木に変わって、ご自身の中で変わったことや気付いたことはありましたか?

耳塚「やっぱり金属が好きなんだ」という気持ちに気付きましたね。それで1年で木工会社を辞めて、弊社に再度転職したんです。

大久保原田精機は技術力の高さがJAXA(宇宙航空研究開発機構)に認められ、現在飛んでいる人工衛星のほとんどに原田精機の部品が使われていると伺っていますが、入社して苦労したことはありますか?

耳塚やはり、ものすごく高い精度が求められることですね。いまは車のエンジンが起こすピストンの動きをクランクシャフトに伝えるコンロッドという部品を試作していますが、許される誤差は±2/100mmしかありません。

大久保2/100mm!? それは…見てわかるんですか?

耳塚わかりません(笑) 3D測定器で検査して確認します。

大久保モノづくりの最前線では1/100mmを巡る攻防があるんですね。でも、上手くいった時は達成感もひとしおじゃないですか?

耳塚お客様の希望通りの部品ができ上った時とか、自分の作った部品が組み込まれた完成品を見た時はとても嬉しいですね。

大久保以前も輸送機器の試作会社に在籍していたんですよね。原田精機と何か違いはありますか?

耳塚以前の会社はピンポイントで「この部分だけを担当する」という仕事でした。それだと極一部のスキルは磨けても、部品の最終形はわかりません。弊社は自分でプログラムを作って削れるので達成感も大きいのだと思います。

大久保全体像を把握できるのとできないのとでは、仕事のやりやすさも違いますよね。

耳塚アルミなどの金属も寒暖差で伸びたり縮んだりしますが、弊社は工場内の空調もすべて固定しています。良い設備を整え、しっかりメンテナンスを行い、空調も管理する、そういう基本的なことを徹底していますね。

大久保いろいろなモノづくり企業を経験した耳塚さんから見て、原田社長はどんな人ですか?

耳塚一見、強面に見えるかもしれませんが、とても話しやすいですよ。お互い野球が好きなので、大体野球の話で盛り上がっています(笑)

大久保そうなんですね! ではこれから私も野球の話を振ってきます。本日はありがとうございました。

Hatarakuhito

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耳塚 恵介

原田精機株式会社
製造部

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原田精機株式会社

自動車、オートバイ、航空機、人工衛星などの精密部品の設計・開発・製造ならびに競技用車両の試作開発、供給のサポートを行う。

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