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tsukuru*hito (ツクルヒト)

tsukuruhito file #4

「農業×ANY=HAPPY!」これは地球全体に対して発信できるスローガンです。

株式会社エムスクエア・ラボ / 代表取締役 / 加藤 百合子

Webメディアの企画・運営を手掛ける『PrmaCeed』の代表・岩田彰人と、 さまざまな業界のキーパーソンが対談していくこの企画。 今回お相手となるのは、子育てママであり、主婦であり、起業家であり、研究者でもある「エムスクエア・ラボ」代表の加藤百合子さんです。 同社では農業生産を担う「ベジラボ」、農家の新しい流通モデルである「やさいバス」、農業を介して子どもの人材育成に携わる「ジュニアビレッジ」、工業的な分析で農家の経営を支援する「カイゼンラボ」など、農業を軸に据え持続可能な社会を創造するために次々と事業を打ち立てています。今回はそんな加藤さんのこれまでを振り返りながら、そのバイタリティの源を探るために色々なお話をお伺いしてきました。

Chapter 1普通のお転婆娘が起業家になるまで。


岩田冒頭から突然ですが、色々な事業を創造されている加藤さんのアイデアってどのように生み出されているのかに興味があります。

加藤幼少期からこんがらがっているものを紐解くのが大好きで。これは何かの解決に結びつくだろうか、面白いことに繋がるだろうかって考えて実行しているから、アイデアがたくさんあるように見えるのかもしれませんね。

岩田じゃあ子どもの頃から考えることが大好きで、勉強も得意だったのでしょうね。

加藤それが兄二人と原っぱで駆け回るようなお転婆娘で(笑)正直、小学生の頃は勉強もせずに、遊びまわっていた記憶しかないです。

岩田そんな加藤さんが勉強に目覚めたのにはどんなキッカケがありましたか。

加藤中学受験をしたのですが、実は第一志望に落ちてしまって。それでお嬢様中学で有名な女子校に入学したのですが、分かっていたけど合わなくて退学し、高校は行きたいところに行こうと決意できたことが大きいと思います。

岩田なるほど、そこで人生初の挫折を味わったのですね。

加藤大げさに言えばそういうことですね。その後はもともと得意だった数学に引っ張られるように勉強が好きになり、高校は慶應義塾女子高校、大学は東大農学部、さらに英国のCranfield UnivercityでPrecision Farming分野の修士号を取得しました。

岩田学歴もさることながら、その後のご経歴もすごいですね。

加藤NASAのプロジェクトに参加した後に帰国し、キヤノンに就職。結婚を機に静岡へ来たんですよ。それで産業開発の開発企業に転職したのですが、二人目の出産を機に退職。しばらくはママ業と個人事業主として在宅の研究者生活という二足のわらじを履いていました。

岩田ごめんなさい、今の加藤さんを拝見すると全く想像がつかないですね(笑)

加藤そうですよね、自分でも少しそう思います(笑)

岩田その後起業されたと思うのですが、工業系での再就職を選択しなかった理由ってあったのですか。

加藤正直に言えば、工業系ならなんでもできたと思います。だから起業するって知って「稼ぎを捨てて起業するなんてどうかしている」って友人にも言われました。でも農学部で農業が食糧難も環境問題も改善できることを学んだことを活かして何か仕掛けたい。その思いが止められませんでした。

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Tsukuruhito

加藤 百合子

加藤 百合子

株式会社エムスクエア・ラボ
代表取締役

Company

株式会社エムスクエア・ラボ

農産物の小規模物流の効率化を目的とした共配システム構築。農業を通じて起業・経営を経験する、人材育成プログラムの提供。

この記事を書いたライター

西澤 正

西澤 正 ( にしざわ ただし )