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tsukuru*hito (ツクルヒト)

tsukuruhito file #7

「社員の自主性」を限りなく尊重し、「人が人を呼ぶ会社」に。

株式会社オノックスエムティーティー / 代表取締役社長 / 青嶋 亮治

Webメディアの企画・運営を手掛ける『PrmaCeed』の代表・岩田彰人が、さまざまな業界のキーパーソンと対談するこの企画。 今回のお相手は、レーザー加工やパイプ加工の技術力を武器にさまざまな業界の部品製作を手掛けている、オノックスエムティーティーの代表取締役社長・青嶋亮治さんです。 「社員のやりたいことをカタチにしてあげたい」「高校を卒業したばかりの新入社員も希望の部署に所属できる」という社員のための経営を貫いてきた結果、同社は人手不足に陥りがちなモノづくり業界の中で“自然と人が集まってくる会社”へと成長を遂げてきました。 産休・育休に入った女性社員も「ほぼ100%復帰してくれる」という同社。その魅力を対談の中で紐解いていきます。

Chapter 1幼少期も、学生時代も、工場に慣れ親しむ。

岩田会社に入ってくるといきなり五重塔が迎えてくれるのは何度見ても良いですね。ついまじまじと観察してしまいます。

青嶋「この会社なら何かやってくれそうだな」という仕掛けをたくさん作りたいんです。その方が興味を持っていただけるので。

岩田今日はその辺りのことも含めて、青嶋さんの人となりや考えをいろいろ伺わせていただきます。よろしくお願いします。

青嶋何でも聞いてください。

岩田では、最初に会社のことを創業時から遡って教えていただけますか。

青嶋うちは1971年に創業し、当初は自動車部品を作っていました。ただ、業績はそれほど良くなかったようで、すぐに自動車業界から撤退したと聞いています。

岩田起業して、すぐ撤退したんですか。その後は何を作っていたんですか?

青嶋楽器です。1972年にローランドを設立し、2013年にはグラミー賞も受賞された梯(かけはし)さんと会長(創業者)が知り合いで、1次下請けとして電子ピアノやオルガンなどの部品を作るようになったんです。会社の設立が同じ時期だったこともあり、ローランドが日本を代表する楽器メーカーへと成長するのに合わせて当社も大きくなっていった感じですね。

岩田ローランド系列だと、ローランドDGは業務用プリンタなどを展開して東証一部に上場していますよね。そちらからのオーダーもあるんですか?

青嶋楽器のつながりでプリンタの部品も任せてもらっています。いまも売上の3割ほどはローランド関連です。

岩田会社の設立時期からすると、子どもの頃から工場に出入りしていたんですか?

青嶋工場を建て替える前は工場内に自宅があったので、工場が遊び場でしたね。「裏で虫が採れたよ」と社員の人が持ってきてくれたり。いま働いている70代のパートさんは私の子供の頃も知っていますよ。

岩田いまは安全面への配慮からいろいろと規制されているのでそういう状況も生まれないでしょうから、ちょっと歴史を感じる話ですね(笑) でも、幼少期から工場に馴染んでいたのなら、学校を卒業した後も入社するのが自然な流れだったんじゃないですか?

青嶋神奈川大学に進学し、工学部・経営工学科で生産管理システムを学んでいたんですが、大学生の頃は夏休みになると毎年当社でアルバイトをしていたんですよ。だから、卒業後は入社するのがごく自然な流れでしたね。

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Tsukuruhito

青嶋 亮治

青嶋 亮治

株式会社オノックスエムティーティー
代表取締役社長

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株式会社オノックスエムティーティー

パイプ加工や高速レーザ加工等を駆使した融合加工技術でお客様の加工課題を解決します。

この記事を書いたライター

是永 真人

是永 真人 ( これなが まさと )