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tsukuru*hito (ツクルヒト)

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浜松で育まれた「うなぎの中食文化」を、全国へ。

有限会社うなぎの井口 / 代表取締役 / 井口 恵丞

Webメディアの企画・運営を手掛ける『PrmaCeed』の代表・岩田彰人が、さまざまな業界のキーパーソンと対談するこの企画。 今回のお相手は、うなぎの「持ち帰り」と「地方発送」を専門とする『うなぎの井口』代表取締役・井口恵丞さんです。 うなぎの産地として有名な浜松は、養殖、販売、飲食が一貫して流通する数少ない地域。そして、スーパーや専門店で調理済みの料理を購入し、自宅でひと手間をかけて食卓に並べる「中食」文化も盛んでした。こうした背景から、「うなぎを白焼の状態で持ち帰って食べる」という浜松ならではの食文化が生まれます。 この伝統を受け継ぎ、さらに全国へ広めようと、うなぎに関するさまざまな情報発信やオリジナル商品の開発に力を入れてきた井口さん。変わりゆくうなぎ事情と、今後の展望についてお話を伺いました。

Chapter 4続々と生まれるアイデア商品。次は、蒲焼のタレ。

岩田会社の規模は大きくしなくても、『うなぎの井口』ではこれまで多様な商品を開発していますよね。

井口「糖質制限うなぎ」や「うなぎコラーゲンを含んだサプリ」をはじめ、協力会社や農家と一緒に「うなぎにんにく」、「うなぎ米」など、幅広く展開しています。

岩田糖質制限のうなぎを開発したのは、先代が糖尿病だったことも関係しているんですか?

井口うちは『井口の縁鰻』というブランドコンセプトのもとに商品やサービスを提供しています。これは、「うなぎを通じてお客さまとご縁ができ、お客さまにより豊かな食空間を提供したい」というもの。うなぎは高単価な食材なのに、糖尿病のせいで家族の食事がバラバラになってほしくない、という想いから開発しました。もちろん、父親が糖尿病だったことも理由の1つです。

岩田今後はどのような商品展開を考えているんですか?

井口いま注目しているのは蒲焼のタレですね。あのタレは油が溶け込むとより旨味が出るようになっています。その原理を応用して、タレの汎用性を伝えれば新しい食べ方を提案できると思うんです。

岩田蒲焼のタレですか。何にでも合いそうな気もしますが、使うならどんな料理ですか?

井口考えているのは豚ですね。

岩田豚バラとか合いそうですね、焼く時に油もたくさん出るし。

井口いま、「やまと豚の豚蒲」を開発中なんです。そのタレにうちのタレを使ってもらい、名前を出してもらおうと計画しています。豚肉は扱いません。うちはあくまでうなぎ屋なので。

岩田うなぎという軸は変わらず、さまざまなアイデアを駆使してうなぎやタレをより多くの方に楽しんでもらう、というわけですね。

井口うなぎってね、美味しいんですよ(笑)

岩田よく知っています(笑) 本日はありがとうございました。

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Tsukuruhito

井口 恵丞

井口 恵丞

有限会社うなぎの井口
代表取締役

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有限会社うなぎの井口

昭和63年の創業の、うなぎの産地「浜松」でも数少ない持ち帰りと地方発送の専門店です。

この記事を書いたライター

是永 真人

是永 真人 ( これなが まさと )