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tsukuru*hito (ツクルヒト)

tsukuruhito file #13

IoTで、事業も、夢も、広がっていく。

株式会社モアソンジャパン / 代表取締役社長 / 森川 恭徳

Webメディアの企画・運営を手掛ける『PrmaCeed』の代表・岩田彰人が、さまざまな業界のキーパーソンと対談するこの企画。 今回のお相手は、電子楽器の組込み系ソフトウェアやオフィスの業務システム、さらにラジオ局向けのオリジナルパッケージソフトなどを開発している、『モアソンジャパン』代表取締役社長・森川恭徳さんです。 同社では4つの事業部がそれぞれ異なったモノづくりに挑み、以前は各事業部が独立しているような形になっていましたが、森川さんは代表に就任してからIoTをテーマに4事業部をつなぎ、新しい技術開発にも率先して取り組む部署を新設しました。 技術革新の早さから先を見通すことが難しいと言われるソフトウェア業界。その中で、森川さんはこれからの時代に対応できる組織づくりをはじめています。

Chapter 1事業をつなぎ、「あれば嬉しいモノづくり」に挑む。

岩田本日は会社と森川さんの個人的なことも伺いつつ、色々なお話をさせてください。まず、会社の概要を教えてください。

森川当社の関連会社に、自動車用のプラスチック製品をつくっている『日本ビニロン』という会社があります。これは祖父が興した会社で、東芝で働いていた父親が「帰ってこい」という要請を受けて日本ビニロンに入社しました。ちょうどパソコンが出始めた頃で、父親はしばらくして日本ビニロン内でパソコンの販売代理事業をはじめたものの、パソコンはソフトウェアがなければ動かない。そこでエンジニアを集め、ソフトウェア開発の依頼を受注するようになったんです。これが当社創業のきっかけです。

岩田創業は1982年ですよね。

森川はい。エンジニア4名と一緒に起業したようです。父親は東芝時代に企業のシステム課と付き合いがあったらしく、次第に東芝やヤマハとの取引がスタートします。

岩田東芝は以前のつながりがあったのでしょうが、ヤマハからはどんな仕事を請け負っていたんですか?

森川電子楽器に組込むソフトウェア開発です。ソフトウェア黎明期から現在に至るまで長年にわたってお付き合いしていて、ヤマハ内で当社の技術者も働いています。この売上が当社の屋台骨になっていますね。


岩田そこから少しずつ事業が拡大し、いまはいくつの事業を展開しているんですか?

森川エンジニアリング事業部、システム事業部、ブロードキャスト事業部、ソリューション事業部の4つです。

岩田各事業部の特徴を教えていただけますか。

森川エンジニアリング事業部はいまお伝えしたヤマハをはじめ電子機器やロボットの組込み系ソフトウェア。システム事業部はオフィスのバックヤードに必要な業務システム。ブロードキャスト事業部はラジオ放送局向けのオリジナルパッケージソフト。ソリューション事業部は設計・生産現場で工作機械を動かすCADやCAMの販売、導入支援、周辺アプリの開発などを手掛けています。

岩田各事業部は連携しているんですか?

森川以前は1つひとつが独立しているような感じでしたが、IoTをテーマに横でつながるようになりましたね。事業部間のシナジーをより高めるために、最近「コアバリュー開発室」というのも新たにつくりました。

岩田コアバリュー開発室はどのような役割を担っているんでしょう?

森川事業部間で連携して進めたいプロジェクトや、4事業部には収まらない技術開発を行う時にまとめ役として動いてもらうポジションです。やってみたいことがあれば積極的にプロトタイプを製作して、お客さんに見てもらったり。いまはまだ2名しかいませんが、取締役も挟まず私の直下で動いてもらっています。

岩田そんな部門を作ったんですか。今後が楽しみですね。

森川まだ動き始めたばかりですが、工場で稼働している機械の異常をAIで感知できるシステムやゴミの日を教えてくれるスマートスピーカーなどのプロジェクトが進行しています。「あれば嬉しいモノづくり」を手掛ける部署なので、コアバリュー開発室を通していろいろなことにチャレンジしていきたいですね。

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Tsukuruhito

森川 恭徳

森川 恭徳

株式会社モアソンジャパン
代表取締役社長

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株式会社モアソンジャパン

先進・独創のソフトウェア開発技術と、トータルITソリューションを提供するソフトウェアの受託開発・販売会社です。

この記事を書いたライター

是永 真人

是永 真人 ( これなが まさと )