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tsukuru*hito (ツクルヒト)

tsukuruhito file #16

良いモノを、つくる人を、守りたい――社員に見せる、等身大の経営者像。

OMソーラー株式会社 / 代表取締役 / 飯田 祥久

Webメディアの企画・運営を手掛ける『PrmaCeed』の代表・岩田彰人が、さまざまな業界のキーパーソンと対談するこの企画。 今回のお相手は、太陽熱を蓄熱して床暖房や給湯に活用する「パッシブソーラーシステム」であたたかい家づくりを実現している、『OMソーラー』の代表取締役・飯田祥久さんです。 同社は創業以来、住宅設備メーカーとして日本の気候や風土に適応した地域建築を推進。技術開発にも積極的に取り組み、OMソーラーシステムを導入する会員工務店への建築技術・設計・施工なども指導しています。 前職が銀行員だったという飯田さんは、どのような想いで会社経営に挑んでいるのか――対談の中で浮かび上がってきたのは、家づくりと同じようにあたたかい会社づくりでした。


岩田 家族ではなく、「家」という単位で物事を考えれば大きなメリットを享受できる、というわけですね。

飯田 当社は住宅設備メーカーなので、これまで住宅について語ることはなかったんですが、今後はそうした啓蒙活動もしていきたいと思っています。

岩田 これからの事業展開として、他にやってみたいことはありますか?

飯田 OMソーラーを導入していただいた家は全国に27,000棟あるんですが、一度住んでくれた方々は「もうこの暖かさは手放せない」と言ってくれます。ただ、中にはどうしても家を手放さなければならない方もいらっしゃいますし、より多くの人に当社のサービスを届けるためにも、中古物件の流通市場を確立させたいですね。

岩田 技術が発達し、IoTを活用した家づくりも広がっていますよね。その辺りはいかがでしょう?

飯田 スマートフォンやアップルウォッチでヘルスケアに関する情報が得られ、家電とスマートスピーカーが連動するようになりました。寒い日には「上着を一枚着ていった方が良い」と教えてくれたり、ゆくゆくは自分の健康状態が病院に発信され、いままで以上に地域や病院と連携したトータルヘルスケアが可能になるかもしれません。あるいは、無人の電気自動車が止まる家とか。

飯田 『OMX』は東京大学大学院の前真之准教授と共同開発しましたが、IoTを活用した便利な家を提供していくため、今後も産学共同による技術開発などに力を入れていきたいです。

岩田 技術力の向上という観点から見ると、いまOMソーラーで求められているのはどのような人材ですか?

飯田 電気工学や機械工学ができる人ですね。社長になって痛感したのは、人材確保の重要性です。経験豊富な人材が流出すると、会社は7年苦しみます。

岩田 人材の流出が会社にとって大きな痛手となるのは、それだけ「専門性が高いことをやっている」という裏返しでしょうし、ここでしか経験できないこともたくさんありそうですね。

飯田 本社の敷地内にモデルハウスを3棟建てて集熱量を計測したり、シミュレーションソフトを開発したりいろいろできますから、電気工学や機械工学が好きな人にはぴったりだと思いますよ。

岩田 この記事を読んで、OMソーラーが提供しているソーラーシステムだけではなく、OMソーラーで働くことにも興味を持っていただければ私たちも嬉しいです。本日はありがとうございました。


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Tsukuruhito

飯田 祥久

飯田 祥久

OMソーラー株式会社
代表取締役

Company

OMソーラー株式会社

自然環境の力を利用した空気集熱式のパッシブソーラーシステム、OMソーラーの開発および販売を行う。

この記事を書いたライター

是永 真人

是永 真人 ( これなが まさと )